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自宅で小さなお菓子教室を
やっています。 そのほかに興味のあることは、 ・ガーデニング ・ペット(犬) ・日々の暮らしを楽しむ事 以前の記事
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津田陽子さんの古い本から探し出してきたレシピです。 特徴は、ベーキングパウダーではなく、重曹を使っていること。 どちらも膨張剤ですが、ここでその違いをちょっと整理してみます。 重曹(ベーキングソーダ)は、水を加えて加熱すると炭酸ガス(二酸化炭素)を発生して、 生地をふくらまします。 加熱しないと働かないので、生地をしばらく寝かせておくこともできます。 でも、その方向が主に横方向で、生地に黄色っぽい色がつくのと、 独特の風味、苦味が残ります。 その欠点を補うべく、重曹にクエン酸・酒石酸・リン酸カルシウム、コーンスターチなどを入れて、 生地が白く仕上がり、味にも影響がないようにしたものが、ベーキングパウダーです。 主に縦方向にふっくらふくらむのが特徴ですが、水に混ぜたらすぐに働きだすので、 まぜたらすぐに焼く必要があります。 どちらも一長一短があるので、レシピによって使い分けますが、 たとえば、どら焼きや甘食などは、重曹ならではの色づきとひなびた風味が欠かせませんよね。 津田陽子さんによると、このクッキーは炭酸せんべいのような感じをだすために、 重曹をつかったレシピにしたそうです。 重曹を使っていることもあり、横に大きく広がるので、タネは離して並べます。 インスタントコーヒーは、コーヒー味のお菓子を作るときは、 濃さも調整できるし、とても便利に使っています。 ただ、うちでは日常の飲み物としては使わないので、 小さなビン入りを買っても、次回お菓子作りに使うときには、 中の粉が湿ってガチガチに固まってしまい、使えなくなることがよくありました。 困っていたら、こんなのがあることを、少し前に発見! 必要な分だけ使えて、これは便利! なんでもっと早く気がつかなかったんだろう! おかげでそれ以来、ストレスなく使っています。 お味の方は、バターもけっこう入っているのですが、 重曹を使っているので、普通のバタークッキーとは、かなり風味が違います。 ザクザクしていますが、ちょっとひなびた、昔なつかしい味。 でも、コーヒーの苦味の風味は活きていて、ボリボリとついつい2枚目に手が出ます。 こういうのもたまにいいかも。 レッスンメニューの候補になりそうです。
by sugar-and-butter
| 2019-03-21 11:43
| お菓子
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Comments(2)
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by
hiromipan at 2019-03-22 12:01
こういう、素っ気ないクッキー好きです❗重曹を加えるとザクザクして、あまり重くない仕上がりですよね。アメリカンホームメイドの焼き菓子は重曹を使うことが多いと、本に書いてありました。
四月の頭に京都に行くのですが、余裕があれば村上開新堂に行きたいです❗
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by
sugar-and-butter at 2019-03-22 18:37
hiromipanさんへ
はい、このクッキー、時間が経ったらもっとおいしく食べやすくなりました。定番入りしそうです。バター風味のものもいいけれど、重曹クッキーは独特の味ですね。 村上開新堂、私もまだ行ったことないんですよ。京都には、ほかにも行きたいお店がたくさんありますね~。
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