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自宅で小さなお菓子教室を
やっています。 そのほかに興味のあることは、 ・ガーデニング ・ペット(犬) ・日々の暮らしを楽しむ事 以前の記事
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薬が効いて、今も実家で日常生活は送れているのですが、 薬の副作用で、皮膚や指先に炎症が出て、趣味の裁縫や編み物が思うようにできなくなったり、 食欲が減退して、かなり体重が減ってきています。 味覚を感じなくなり、あれほど好きだった緑茶も、飲みたくなくなっているようで、 脱水症状になりかけているから、注意するようにと診察のときに言われてしまいました。 そこで、ふと思い出したのが、 料理研究家・辰巳芳子さんの「いのちのスープ」です。 辰巳先生のお父様の長い闘病生活のあいだ、 お母様と一緒に、さまざまなスープを作り、 いのちを支えてこられました。 その後鎌倉で「スープの会」を始められ、 「いのちのスープ」として、 次第に知られるようになってきました。 実は私の古くからの友人が、その「スープの会」に長く通っていて、 辰巳先生のことは、ときどき聞いていました。 本も何冊か読みましたが、料理書というより、哲学書、人生の指南書みたいで、 一般的な「料理家」とは一線を画す方ですね。 友人も「先生の前にでると自然と背筋がピンとのびて、居住まいを正す」と言ってました。 もう10年以上前になりますが、その彼女が知人の病気見舞いのため、福岡に来た時、 我が家のキッチンで、その「いのちのスープ」の代名詞でもある「玄米スープ」を作り、 お見舞いに持っていったことがありました。 辰巳先生直伝の厳選素材のスープを、そのとき味見させてもらったのですが、 「ああ、素材の良さがじんわり伝わってくるなあ・・・」と思ったものの、 正直「ものすごくおいしい!!」と感動する感じではありませんでした。 ところが、その後程なくして、私に心身ともに疲労困憊する事態が起こり、 胃がキリキリ傷んで、まったく食欲もなく、倒れそうになった時、 友人が置いていってくれた玄米スープの材料を思い出し、 本も置いていってくれたので、見よう見まねで玄米スープを作ってみたことがありました。 そんなひどい状態で、この「玄米スープ」を飲んでみたら、 スープが口から食道を通り、胃に入ってひろがっていく感じが、 びっくりするほど鮮明に感じられ、じわじわ~と体中に染み渡りました!! 以前、健康なときには、たいして感じなかったのですが、 弱った身体には、まったく別物のように「おいしさ」を感じたのです。 この経験は、かなり強烈で、これが「いのちのスープ」と言われる所以か!と実感し、 今後、こういう事態になったときには、このスープを作ってみようと思っていたのでした。 このスープを作るなら、「今でしょ!」。 ということで、材料は、有機玄米、天然昆布、梅干し、水。 これだけですが、必ず有機素材を使うこと、と注釈付きです。 グリーンコープに買いに行ったら「有機発芽玄米」があったので、それにしました。 これらを、お鍋でフツフツと30分、 弱火で煮出します。 そのあと、具はこして、スープだけをとります。 これだけなんですが、 材料の選定、 炒り方と煮出し方の火加減、 などは、ほんとうはもっと奥が深そう・・。 あとで、友人にアドバイスを求めたら、 炒るのはもうちょっと強火で、 煮出すのはもっと弱火にしたほうが よかったらしい・・・。 (本来は、もっと透明感のある琥珀色になるはずらしい・・) できがったスープを飲んでみると、 炒り玄米の芳ばしさとお米の風味、 梅干しのほんのり塩味とわずかな酸味、 そしてなにより、やさしいふわっとした味です。 さっそく、母に持っていきましたら、 お水も気持ち悪くて飲めない、と言っていたのに、 「香ばしくて、飲みやすい。これなら飲めそう」と、何杯か飲んでくれました。 よかった~! そこで、お米のサラダと、玄米や梅干しもスープの具にしておかゆ風にしてみました。 (少しなら、おいしく食べられるけど、何度も作るようになると、ちょっともてあましそうかも・・・。) つまり、椎茸と昆布のお出汁ですよね。 だけど、作り方が「蒸す」んです。 フタをした容器ごと、蒸し器に入れるということで、 家中の容器を試して、なんとかこの形に落ち着きました。 これで蒸すこと40分。 やっぱり、みた目は、 普通の椎茸と昆布のお出汁です。 でも飲んでみると、 思ったほど椎茸の匂いはきつくなく、 やはり梅干しの酸味がいい感じです。 母は、こちらも「おいしい」といって、 飲んでくれました。 姉は「好きじゃない」と言ってましたが、 やはり健康体の人には、 それほどウケないみたいですね。 下にかぼちゃが入っているんですが、それを気に入ってくれました。 日によって、体調も変化するのですが、 なんとか少しでも食べて、体重をキープしてほしいなあ・・。 こんなふうに、私にできそうなことはやっていますが、 先日ひ孫のキコちゃんが、LINE動画で、 「ひいばあば、ごはんたくさん食べてね~!」と、 かわいい~口調で言ってあげたら、なにより、それが一番効いたみたいでした!(笑) どんなクスリも、キコちゃんにはかなわない・・。
by sugar-and-butter
| 2018-07-05 21:10
| 料理
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Comments(2)
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by
koke
at 2018-07-09 14:41
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ごめん、今始めて見ました。玄米は水に浸けてから盆ざるにあげて一晩おきます。そして鍋が小さすぎます。私はアルミの無水鍋を使っていますが、底の径が25センチくらいです。平ソトワ鍋などのなるべく厚手の脂気のない鍋で、玄米があまり重ならない感じで。
改めて写真のスープの色を見て、発芽玄米って玄米とは違うのでは?と思います。そのまま炊飯器で炊けるのでしょう? 加工してあるからもっと火が通りやすそうでもありますね。 なんにせよ回数を重ねるしかないかもしれませんね。上手に作るとお母様ののどを通りやすいと思います。お大事に。
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Commented
by
sugar-and-butter at 2018-07-10 21:02
koke さんへ
コメントありがとう!こんないいかげんな作り方で載せちゃって、辰巳先生にもkoke にも申し訳ない!!ゴメンナサイ! やっぱり発芽玄米だと違うのかな??出来上がりの色が白っぽいなあ、と思いました。写真でみると透明な琥珀色ですものね。鍋の大きさとか火加減も次は気をつけてみますが、ほんとの玄米でもやってみます。 来週の日曜日の「サワコの朝」、辰巳先生だね~。しいたけスープも出るらしいから、録画予約してま~す。
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