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自宅で小さなお菓子教室を
やっています。 そのほかに興味のあることは、 ・ガーデニング ・ペット(犬) ・日々の暮らしを楽しむ事 以前の記事
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熊本といっても、福岡県との県境の荒尾市なので、 高速を使って、1時間半くらいで着きました。 「小代焼」(「小岱焼」とも書く)は、あまり知られてないかもしれませんが、 九州の有田焼、唐津焼、薩摩焼などと同じように、16世紀、豊臣秀吉の朝鮮出兵のときに、 加藤清正公に伴われてきた朝鮮の陶工達が、小岱山麓に窯を拓いたのが始まりです。 細川家の御用窯として発展しましたが、明治以降廃れてしまったものを、 戦後いくつもの窯ができて復興を果たしています。 そして、私が行ってみたかったのは、「ふもと窯」。 小岱山のふもとのゆったりとした敷地に、 工房、2Fがギャラリーになった売店、登り窯があります。 のんびりと二匹の猫がお出迎えしてくれました。 小代焼は、トップの写真のような、力強く青っぽいものや、白っぽいものなどがあるのですが、 私は、息子さんの井上尚之さんが得意としているスリップウエアが見たくてやってきたのでした。 スリップウエアというのは、スリップと呼ばれる化粧土をスポイトなどでたらし、
指で引っ掻いたりして模様をつけて焼いた陶器のことです。 もともとは、イギリスやヨーロッパで見られたもので、 バーナード・リーチから民芸運動の柳宗悦らに伝えられ、日本各地で受け継がれています。 ふもと窯の井上尚之さんも、この分野では有名で、上の写真は、2階に展示されていたもので、 以前NHKの「イッピン」で取り上げられたものです。 こういう感じのものが欲しくて やってきたのですが、 店頭には、意外にもスリップウエアが 少ししかありませんでした・・。(⇒) 奥様にうかがうと、 あす、登り窯の窯焚きがあるそうで、 今がいちばん品揃えのないときだとのこと・・・。 残念・・。(泣) でも、 「今、窯入れの作業中ですから、 よかったら見学していってください」 とのことで、登り窯を見に行ってみました。 登り窯の中に、どんどん器を詰め込んでいました。 テレビなどで見たことはありましたが、実際に焼く現場を見たのは初めてで、興味シンシン。 この藁灰が釉薬として重要な役目をしているそうです。 こんなふうに普通に自然の力を利用している、ということにも感動!! これから丸二日登り窯を焚くための、大量の薪もせっせと準備されていて、 火加減次第で、作品がどう仕上がるか、 どのスタッフもワクワクしながら作業されているのが伝わってきました。 ふもと窯の方々は、みなさんすごくやさしい笑顔だったのが印象的でした。 このあと、お店で、いくつか選んで買ってきました。 そして、もうひとつ行きたかったのが「瑞穂窯」。 ところが、行ってみたら閉まってる~!(泣) 「瑞穂窯」は福田るいさんの窯で、しのぎのカップなどが見たかったのに残念! すごすご帰ってきましたが、帰宅してから、 福田るいさんは、私が敬愛しているお菓子研究家・福田里香さんの妹さんだとわかり、 なおさら残念感が増しました。 さらにもうひとつ「ちひろ窯」も閉まってた~。 スリップウエアも数が少なかったし、これはもう、もう一度行かなくては、ということですね。 3月に陶器市があったらしいのに、知りませんでした。 次回はぜひリベンジします。 そして、今回買ってきた器たちです。 どちらも、2枚ずつほしかったけど、選べなくて残念。 ぽってりした感じで、取っ手を持つと、すごくどっしり感もあって、なじみます。 このままでも飾れそうだし、花器として使いたいと思います。 どちらも、同じものを焼くのに、窯の位置などで、こんなふうに色や風合いが変わるそうです。 帰宅して、さっそく、初物のタケノコとわけぎでぬたを作って盛ってみました。 お料理を盛ると、さらに良さがでてきますね~。 (トップの写真とは、別の器です。こちらは白っぽい) そして、この日、ついでに立ち寄ったところがあるので、次はそのご紹介です。
by sugar-and-butter
| 2018-04-09 10:25
| 雑貨・インテリア
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