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自宅で小さなお菓子教室を
やっています。 そのほかに興味のあることは、 ・ガーデニング ・ペット(犬) ・日々の暮らしを楽しむ事 以前の記事
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実家の母・姉・妹・私の4人で、母娘4人の一泊旅行。 ちょうど1年前、初めてこの4人で嬉野温泉に行ったのですが、 なかなか楽しくて、それで味をしめて、その第2弾。 実は我が家は、45年前長崎に3年間だけ住んでいました。 母も85歳となり、元気なうちに、以前住んでいた場所を訪ねてみようか、ということで、 東京在住の妹が帰省する機会に、行くことになったのでした。 特急かもめで博多から2時間で長崎着。 お昼だったので、駅ビルアミュプラザ5Fの「皇上皇」で、 さっそく、チャンポン・皿うどんで、長崎の味を楽しみました。 特に皿うどんはやっぱり長崎で食べるとおいしい! そして、さっそく今回の目的、昔住んでいた場所へ行ってみました。 路面電車で「浦上車庫前」へ。 この電停のすぐ前にあった社宅に住んでいたのですが、 私たちが住んでいたアパートは、もうなくなっていて、マンションが建っていました。 一部古いアパートは残っていましたが、周囲の風景もマンションだらけで様変わり! 45年も経てば、当然ですよね~。 母が「この近くに護国神社があったんだけどな・・・」と、 そばにいたおじさんに尋ねると、 「あそこですよ」と教えてくれたのが、小高い丘の上。 「おかあさんの足ではちょっとムリだね」 とあきらめかけていたら、 さっき尋ねたおじさんがクルマに乗って近づいてきて、 「よかったら、お送りしましょうか?」と 思いがけないお言葉! せっかくなので、ご好意に甘えて、 ほんの3分位の距離でしたが、 丘の上の神社まで送っていただきました。 長崎の人は、なんとまあ、親切なんでしょう!! その頃、まだ幼稚園児だった妹が よく遊びに行っていた交通公園も見つかり、 おぼろげながらも、昔をしのぶことができました。 さて、そのあとは、また路面電車で観光名所、大浦天主堂、グラバー園へ。 私は、最近行ったばかりでしたが、 あとの3人は、いつ行ったか覚えてないくらいで、ほとんど初めての感じ。 天気もよく、グラバー園はチューリップがきれいでした。 そして、早めの夕食は中華料理「群来軒」へ。 以前私が長崎在住の友人に教えてもらって行ったお店で、 お昼はチャンポン・皿うどん目当てに、行列のできるお店です。 そのとき、ここでアラカルトの中華料理食べてみたいな~、 と思っていたんですが、まさか実現するとは! 4人だったので、アレコレ頼めて楽しめました。 炒め物など、素材の歯ごたえが絶妙で、 どれもとってもおいしかったです。 下左は、ここの名物「あんかけチャーハン」なんですが、 チャーハンの上に、豚肉・インゲン・たけのこなどの入ったあんがかかっていて、 こんなの初めて食べたんですが、名物になるだけあるおいしさでした。 しかもビールやワイン1本もあけたのに、4人で割り勘したら、ひとり3200円ほど! 中華料理はやっぱり大人数がいいですね。 そして、泊まったのは、稲佐山の中腹にある、「ガーデンテラス長崎ホテル&リゾート」。 行く途中も長崎の夜景がキラキラととてもきれいでした! これが100万ドルの夜景なのね~!! そういえば、3年間住んでいたときには、夜景なんか見たことなかったな~。 トップの写真がホテルからの夜景なんですが、 カメラの腕がイマイチで、ほんとはもっときれいだったんですよ~。 このホテルは、建築家・隈研吾の設計で、とてもスタイリッシュ! 中のしつらいもデザインが、カッコイイ!! 階上には結婚式場もあって、ガラス張りで長崎湾が一望! 隈研吾といえば、 東京オリンピックの新国立競技場の デザインに決まった建築家ですが、 近場では、太宰府のスターバックス・コーヒーとか、長崎県立美術館もそうですね。 木材を多用するのが特徴ですが、 このホテルの外観も、こんな感じで、(⇒) 木材の組み合わせが基本になっていました。 かっこいいけど、木材使用だと、 経年劣化すると、どうなるんだろう?と、 シロウトはちょっと心配してしまいました。 でも、このホテルに泊まって、 新国立競技場がますます楽しみになってきました。 手前の庭の池のむこうに、長崎湾とその向こうの夜景が眺められます。 夜景だけでなく、翌朝はよく晴れていたので、 山から登っていく朝日もきれいに見えました。 ホテルの朝食は、別の建物で。 なんでも頼めるオーダー式で、 和食・洋食・エッグベネディクト・長崎名物角煮まん、びわジュース・・・、など 4人でしたから、アレコレ頼みました。 さて、この日は、きちんと予定も立てていなくて、どうしよう?とダラダラしていたのですが、 前日たまたま乗ったタクシーの運転手さんが、タクシー観光のベテランらしく、 「時間があえば、どこでも案内します」ととても頼り甲斐がありそうだったし、 さすがに85歳の母の足では、坂の多い長崎は大変そうだったので、 1時間だけ、ということで、その運転手さんに電話してみると、運良く来ていただけました。 本当に「タクシー観光のプロ!」というにふさわしい運転手さんで、 私たちがNHK「ブラタモリ」の長崎編を見ていたこともあり、 そこに出てきた「どんどん坂」(↓の左)、石橋などなど観光名所とは一味ちがう、 いろんなところを次々案内してくれました。(右:「花月」) 名所だけでなく、長崎の人が坂の街でどんなふうに暮らしているか、 その坂のすごさや、ゴミの運び方やら、そういう暮らしの面まで案内して説明してくださり、 私たちはかつて住んでいたけど、平地だったので、知らないことばかりでした。 たった1時間の案内だったのですが、半日分くらいは案内してもらった感じでした。 「タクシー観光」って使ったのは初めてだったんですが、 足元がおぼつかない母が一緒だったので、 こういうときには、とてもよかったなあ、と思いました。 1時間で4000円。一人あたり1000円と考えれば、場合によっては、そう高くもない気がします。 この運転手さんは、ACE GROUPタクシーの田渕豊さん。 長崎歴史文化観光検定2級を取得されているそうで、 関東方面からもリピーターがいらっっしゃるそうですが、なるほどね~。 本当に、歴史・文化・芸能(←福山雅治・さだまさしとか・・)となんでもよくご存知で、 道にも精通していらっしゃいました。 もし、長崎でタクシー観光をするなら、ぜひ推薦いたします。(電話090-2583-2606) 運転手さんご推薦の、皇室御用達のカステラ屋さん「匠寛堂」にも寄ってもらいました。 眼鏡橋の真ん前で、皇室の方も何度も訪れていらっしゃるお店です。 「五三焼」の小さいかご入りを買いました。 昔あった「岡政」デパートも潰れちゃったのね~、と感慨ひとしお。 それから、こちらも長崎名物、吉宗(よっそう)の茶碗蒸しでお昼ごはんをいただきました。 母の体調も考慮して、昼過ぎには帰途につきました。 大きな目的の「昔住んでいた場所に行ってみる」は、ちゃんと果たせました。 母が元気なうちに、家族で行けてよかったな。 6年前に他界した父が、長崎で働いていた頃の話も、みんなでできたし、 父もきっと空の上から見ていてくれたことでしょう。
by sugar-and-butter
| 2017-03-13 21:38
| おでかけ
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Comments(2)
Commented
by
phenix
at 2017-03-14 08:45
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初めまして
長崎人です、お他所からいらした方が 長崎のどんな所にいらっしゃるのかな?と興味深く 拝見させて頂きました。以外に観光でいらっしゃる方の方が、色々な情報をお持ちだったりしますから。 群来軒や吉宗は、うんうんと思いながら・・・でも 匠寛堂という店は、知りませんでした~ そのうち場所を調べてのぞいてみようと思います 匠寛堂と言うお店は、知りませんでした。
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Commented
by
sugar-and-butter at 2017-03-14 22:09
phenix さんへ
コメントありがとうございます。 家族で思い出の地に行けて、なかなか楽しい長崎でした。 匠寛堂は、眼鏡橋の浜の町側のたもとにありますが、皇室の方々が何度もいらしているそうで、お写真もたくさん飾ってありました。カステラといえば福砂屋でしたが、最近では、こちらが有名みたいで、私も地元の方から教えていただきました。 五三焼き、おいしかったです。
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