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自宅で小さなお菓子教室を
やっています。 そのほかに興味のあることは、 ・ガーデニング ・ペット(犬) ・日々の暮らしを楽しむ事 以前の記事
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鹿児島睦(まこと)さんは、福岡在住の陶芸家ですが、 陶芸だけでなく、その図案をモチーフにしたさまざまな作品で、 国内外でひろく活躍されているアーティストです。 以前から気になっている方でしたが、 今回福岡の太宰府天満宮と天神のイムズ・三菱地所アルティアムの2ヶ所で 鹿児島睦展があるということで、たまたま2つとも行くことができました。 土曜日、ダンナが九州国立博物館で開催中の「宗像・沖ノ島と大和朝廷」に行こう、というので、 その隣の大宰府天満宮でこの日から始まる鹿児島睦展に行ける!と二つ返事でOK。 二人で別々の展示を見に行きました。(笑) でも、何も考えずに太宰府まで行ったら、この日は、 「まだ1月だから初詣」「受験シーズンたけなわで合格祈願」「中国旧正月で中国人観光客」と いう要素が重なり、天気も上々ですごい人出でした!(笑) でも、早くも本殿横の飛梅はチラホラ咲いていましたよ。 そして天満宮の宝物殿で、「鹿児島睦の造形展」として、 太宰府で古くから行われている「曲水の宴」をモチーフとした 造型が展示されていました。 「曲水の宴」とは、平安時代から、この天満宮の梅の木の間を流れる小川(曲水)で、 上流から流れてくる盃が自分の前を通り過ぎる前に和歌を詠む、という 宮中の遊びを今に伝える雅な神事です。 宝物殿の一部屋に、ピンクのかわいい梅の花がちらばり、春の気分・・・。 足元には白い石で曲水を表現。 陶器の梅の木(トップの写真・↑の写真)が、 なんとも愛くるしい。 大きな梅の木・花の素材はダンボール。 かわいいんですが、 独特な力強さも感じられ、 これが彼の持つ世界なのかな、と感じました。 グッズ売り場では、器、ポスター、てぬぐい・・、などなどいろいろ売っていて、見過ごせない・・・。 なかでも、これは目を引きました。 鹿児島睦×鈴懸×太宰府天満宮の3者のコラボによるお干菓子「梅とうぐいす」。 博多の老舗和菓子店・鈴懸が作った、和三盆のお干菓子は、 鹿児島睦のデザインを活かすためにちょっと大きめ。 その昔大陸から太宰府にもたらされたスパイス桂皮末(シナモン)が入っていたり、 淡い色がついていて、梅の花やうぐいすの形がかわいくて、 買ったもののもったいなくて食べられない・・・(笑)。 これはこの日から太宰府天満宮の公式みやげになったそうです。 今後は宝物館と案内所だけで限定販売だそうで、 木箱入りで、ちょっと大人のこだわりのお土産には最適ですよね~。(1,404円) インドの木版プリントで染色してあるそうです。 そして、ちょっと気になったのは、 この紙塑人形「筆天神」。 同時展示で特別出展になっていたのが、 鹿児島睦の大叔父の鹿児島寿蔵展。 人間国宝なんだそうです。 どことなく共痛点も感じたりして、 やはりDNAのなせる技なのかな~。 それにしても太宰府天満宮って、 以前はニコライ・バーグマンのお花の展覧会をしたり、 そのほかにもいろんなアート・イベントを 精力的にやっていますね~。 すぐお隣の竈門神社の絵馬も 毎年、鹿児島睦のデザインで、 こちらも話題になっています。(→) 今や神社も最先端の情報発信基地になろうとしているんでしょうね。 さて、その翌日、たまたま天神に行く用事があり、せっかくだからと、 もうひとつの会場イムズ8Fの三菱地所アルティアムの「鹿児島睦の図案展」にも行ってきました。 こちらは、陶器がずらっと壁にディスプレイされ、 それらの図案を使ったさまざまなグッズなどがありました。 ちょっと北欧調でもありますが、 色使い、図案に独特の個性、優しさみたいのが感じられます。 ご本人を間近でお見かけしました。 スリムで清潔感があり、とくにイムズではジーンズにリュックを背負っていらっしゃって、 ぜんぜん気取りもなく、そのへんの若者、という感じでした。 ご本人を拝見して、よけいに作品のやさしさみたいのが感じられました。 薬院にアトリエがあるそうで、近くのBBBポッターズなどで、ときどき作品を見かけます。 いままで、名前やポスターぐらいしか知らなかったのですが、 今回2ヶ所もみて、これからも注目していきたい作家さんになりました。 いつか、気に入ったものがあったら器を手に入れたいな~。
by sugar-and-butter
| 2017-01-31 10:18
| イベント
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