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自宅で小さなお菓子教室を
やっています。 そのほかに興味のあることは、 ・ガーデニング ・ペット(犬) ・日々の暮らしを楽しむ事 以前の記事
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お料理教室でご一緒した食通のマダムたちが、 1年前から予約していたという「幻のお店」に、 運良く一緒に連れていっていただく機会を得ました。 場所は福岡市内の住宅街。 看板も店構えも何もない、ごくふつうの家に、「おじゃましま~す」という感じで入り、 通されたのは、二間続きの和室。 おもてなし風にしつらえた、私たち8人分のお席が用意されていました。 そこで、宝塚風美人のキリッとした女主人が、ごあいさつされ、 手書きのお品書きにしたがって、お食事がはじまりました。 まずは前菜。 たけのこのかつをぶし揚げ わらび・お麩の揚げ出し そら豆 道明寺粉の桜餅ふう・・などなど 春らしい・・・。 蕎麦寿司 鴨肉 胡麻豆腐 どれも、こんな単純な名前ではなくて、それぞれにものすごく手がかかっていて、彩りのきれいな野菜を小さな抜き型でぬき、かわいく添えられています。 ひとくち食べるごとに、「おいしい!」を連発。 とてもきれいな色合いのお造り。 中とろ、桜鯛の昆布〆。 きれいなグリーンのものは、アボカドを型で抜いてさっと火を通したもの。 赤はヤマモモ。 白は名残の椿(大根)。 鯛の桜蒸し 桜の花びら(大根)のピンク! 白瓜の酢の物。 コリコリした食感がいい。 ラディッシュで抜いたナデシコ。 牛フィレステーキ、バルサミコとお出汁のソース。 自宅で陰干しした稲穂を揚げたもの。ポップコーンみたいで、おいしい。 奥にあるのは、高知産ほおずきトマト。 初めて食べましたが、トマトに似て非なる新鮮なおいしさ! 柏の葉の形の大きなお皿に入った女主人渾身の一皿。 出てきた時は、活花のようでびっくりでした。 真ん中の緑のものは、トウモロコシの殻。 中に入っていたベビーコーンはバターソテーしてあります。 左端は、金時豆とウニが入ったパイ包み。 ロブスターのクリーム煮。 中央の黄色いズッキーニの花の中には、 ソースが入っていて、ゆでたズッキーニをつけて食べます。 右端はカタクリの花。どちらの花も食べられます。 珍しい食材が多くて、説明を聞きながら、味わいました。 だし巻き卵 ヒラメ寿司(煮切り酒でいただきます) サクランボみたいのは梅干です。 博多雑煮をヒントにしたお吸い物。 お餅がお椀にくっつかないよう、 大根の薄切りが敷かれているという気遣い。 デザート パンナコッタとコーヒー コーヒーの中にバラを入れると、 みるみる花が開いていきます! 新しいお料理が運ばれる度に、 女主人が、お料理の説明や素材について、 くわしく思いを込めて説明してくださいます。 器も、どれもすばらしく、お料理を引き立てます。 女主人と娘さんの二人で、すぐ横のキッチンで作ってくださっているのですが、 料理は独学で、どこにも習いに行ってないということです。 でも、いままで食べたいろんなお店の料理の中でも、1,2を争うくらい、 ほんとうにすばらしい、細やかな手のかかったものばかりでした。 (でも、おふたりでやっているので、12時からスタートして終わったのは4時でした!) ご自宅で、こんなふうにお料理を出して、もう15年ほど経つそうです。 営業許可はもちろんとってあるのですが、 看板も宣伝もマスコミにも一切出ず、電話帳にも載せてないのに、 クチコミだけで広がり、昼・夜一日一組の予約は、1年以上先までいっぱいだそうです。 今回も、ほぼ1年前に話を聞いて、ず~っと忘れないように、用事が入らないように、 と待っていたものです。 ちなみに、次回の予約可能日は、一番早くて、来年の6月ですって!! マダムたちは、またその日を予約していらっしゃいました。 う~~ん、私はまた来ることができるでしょうか?? ほんとうに幻のお店だわ~。 来ることができて、ほんとラッキーでした。 (女主人のご意思を尊重し、詳細情報はご勘弁を)
by sugar-and-butter
| 2010-04-15 21:28
| たべあるき
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