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自宅で小さなお菓子教室を
やっています。 そのほかに興味のあることは、 ・ガーデニング ・ペット(犬) ・日々の暮らしを楽しむ事 以前の記事
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こういうものも作れるなんて、うれしいな。 ゆで小豆を寒天液で煮ていき、しっかり固めたきんつば餡を四角に切って、 皮の生地をつけて、一辺ずつホットプレートで焼いていきます。 6辺を順番に焼いていくと、だんだんきんつばらしくなっていくのが楽しい・・・。 いただくと食感もよく、とってもおいしいきんつばでした。 「みのり」という、柿の形の生菓子。 干し柿を包んだ粒あんを、薯蕷ねりきりで包み、 柿色のようかんで包んで、ヘタをつけてあります。 丸い柿の形ではなくても、 生地の色やヘタの形で、 柿をあらわすのが、和菓子ならではですね。 水色のねりきりを、小田巻という、先月も使ったモンブラン口金みたいな和菓子用の道具で、 しぼり出し、モミジをあらわす葉っぱを散らしたもの。 「竜田川」とは、平安時代の古今集に出てくる、在原業平の 『ちはやぶる神代もきかず龍田川 から紅に水くくるとは』からきたもの。 *現代語訳:さまざまな不思議なことが起こっていたという神代の昔でさえも、 こんなことは聞いたことがない。龍田川が(一面に紅葉が浮いて)真っ赤な紅色に、 水をしぼり染めにしているとは。 平安時代の歌が今に続いて、「竜田川」といえば「紅葉」、 という日本人のイメージが定説になっているって、考えてみたらすばらしいですよね。 在原業平の歌では、ほかにも「八橋」といえば「かきつばた」という定説もあったりして、 和菓子とかお茶とか着物の世界では、そういう連想ゲームみたいな遊びが根底にあって、 ほんとうに奥が深いなあ、と思います。 もっといろいろ学んでいきたいな、と思います。 雪平(せっぺい)という、ぎゅうひに卵白のメレンゲを加えた、ふわふわの生地で、 レモン風味のクリームチーズ+白あんと粒あんをくるんだもの。 初めての味でしたが、これが絶品!! 今が旬の国産レモンの皮をすりおろして入れてあるので、ものすごく良い香り。 和菓子の新しい味ですね~。 ところで、「雪平」という生地の名前を初めて聞いたのですが、 実は25年くらい前、初めて「いちご大福」を習ったとき、 このぎゅうひにメレンゲを入れるやり方だったのです! どこかの和菓子屋さんのレシピと聞いて教わったのですが、 まだ私も初心者でしたので、言われるままにその通りに作っていて、 とてもおいしくできていたのですが、だんだんいちご大福がポピュラーになってきて、 いろんなレシピを見ても、そんなやり方をしているものがなく、 一手間がメンドウなこともあり、ふつうのぎゅうひを使うやり方に変えてしまっていたのでした。 な~んだ、こんなちゃんとした名前のついた生地だったんだ! そういえば、ふんわりした美味しい生地だったなあ~、と 25年経って、初めて知ったのでした。 なかなか感慨深いです。 ほんとは、ゆっくり味わいたいのですが、一度に何個もいただけないですものね~。 初級の方が作ったものが、飾ってありました! やっぱりカワイイ!
by sugar-and-butter
| 2017-11-15 18:41
| お菓子
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