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自宅で小さなお菓子教室を
やっています。 そのほかに興味のあることは、 ・ガーデニング ・ペット(犬) ・日々の暮らしを楽しむ事 以前の記事
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タイ・ツアーの続きはちょっと休憩。 久しぶりにお菓子の話題です。 ここ数年、この季節になると、どこのケーキ屋さんでもみかけるようになった、 「まるごとピーチタルト」なるものを作ってみました! 5,6年前?くらいに初めてお店で見たときのインパクトはかなりありました! なにしろ、大きな桃が一個まるごと、タルトの上に乗っかっているのですから・・・。 とはいうものの、実は、恥ずかしながら一度も買ったことはないんです・・・。 買うのに勇気いるボリュームですしね。 でも味の想像はなんとなくつくし、私としては食べてみたいというより、 「いつか作ってみたい」という気持ちのほうがずっと強くありました。 そして、今年も、長女のムコ殿のご実家山梨から、 りっぱな桃が送られてきました! ありがたや! 皮をむくだけで、汁がしたたり落ち、 そのおいしいことといったら!! おいしい桃は、やっぱり生食がいちばん! でも、こんな上等な桃がたくさん。 ということで、今年こそ、 「まるごとピーチタルト」に挑戦! まるごとは、スプーンでタネをくり抜き、 半割は、半分に切り目を入れてひねって割り、 タネをとりました。 コンポート作り。 ここの火加減がいちばん緊張する所。 いつも火を入れすぎるので、 今年はピッタリ5分で、あとは氷水で急冷。 (まあまあでしたが、完熟だったので、 3分でもよかったかもしれない。) 色出しのために、皮はつけたまま火を入れました。 タルト生地はフリーザーに長いこと眠っていた生地を使用。 でも、タルトの大きさは、まるごとのボリュームがあるので、 いつも使う6センチのタルトリングでは小さすぎるかも?と、 9センチのイングリッシュマフィン型、 12センチのタルト型、と3種類用意。 さて、どれがちょうどいいのか? 中に入れる、アーモンドクリームには、桃に合いそうな気がして、 アールグレイの茶葉を混ぜてみました。 ここで、突然私らしく(笑)、タイ料理の世界に飛ぶのですが、 こういうとき、茶葉を細かくするには、タイ料理の必需品、 「クロック」(石うす)がものすごく重宝するのです。(上の写真、真ん中の黒い臼) 力の入れ具合で、思い通りの細かさに挽くことができるんですよ。 フープロで刻んでも、紅茶の葉っぱのプチプチした硬さはなかなかとれませんものね。 <SUGAR&BUTTER>ならではの、ケーキとタイ料理のコラボ!(笑) 中に詰めるのはカスタードクリーム。 そして、桃の表面のつやだしには、 コンポートシロップにパールアガーをいれたゼリー液を用意。 例によって、いろんなレシピを検索したイイトコどり。 パーツはどれも基本的なものばかりなので、問題はなかったのですが、 まるごとの桃は、2個しか作らなかったので、 組み立てがうまくいくかは、一発勝負! つやだしをかけた後に、 まるごと桃のタネをくり抜いた部分に、搾り出し袋でカスタードクリームを詰め込み、 焼いたタルトの上に、糊代わりのカスタードをおいて、乗っけました。 煮た桃ですから、作業中もふにゃふにゃして崩れそうだし、 タルト型の大きさを考えながら、そ~っと乗っけてみました。 続いて半割のタイプも、同様に作りました。 う~ん、どんなでしょう?? コンポートにして、ふにゃふにゃなので、中にカスタードを詰めても、 桃が大きすぎて、その重みでひしゃげて高さがでません。 ほんとは、もっと大きい桃なんですよ。 タルト台は、9センチのイングリッシュマフィン型。 ちなみに、半割にしたタイプはこちら。 タルト台は、ふつうに使う6センチのタルトリングの大きさ。 見た目、まるごとと半割の差がほとんどない・・・。 初めから予想はしていたのですが、 半割のほうが、組み立て上、おさまりもよく、 小さいタルトリングのほうが、全体としてのバランスがいい。 まるごとのほうが、見た目はたしかにインパクトはあるけど、 味的にも、下のタルト生地とのバランスからいっても、 上の部分が多すぎるし、食べにくさもハンパない・・。 さてさて肝心のお味ですが、切ってみると・・・、 かなりおいしかったです!!にっこり! 桃がいうまでもなくおいしいし、 アールグレイ風味のアーモンドクリームが、桃によく合う!! バニラビーンズたっぷりのカスタードと混ざり合い、 もともとフルーツタルト大好きな私ですから、まんぞく、まんぞく・・・。 12センチタルト型は、大きすぎたので、 コンポートの桃をスライスして、バラ模様に組み立てました。 オーソドックスな形ですが、このほうが、 食べるときも安心して食べられますね。(笑) オマケで、「おっぱいタルト」。(笑) 実は、バンコクに行く直前に、 こちらは次女のムコ殿殿のご実家山形から サクランボ・佐藤錦が送られてきました。 こちらも、もったいなかったけど、 半分はコンポートにしました。 そこで、2つをコラボしてみたくて、乗っけてみたけど、 あまりにもそれらしく、笑ってしまいました。 二人の娘たちのご縁のおかげで、 フルーツ三昧させていただき、ほんとうにありがたい・・・。 ずっと作ってみたかった、「まるごとピーチタルト」。 やっと作れて、気が収まりました。 結論としては、「季節モノ」としてのインパクトは十分だし、 そういう意味では、お店での存在価値は十分あるでしょうね。 でも、作る側から言うと、半割のほうが、大きさからも味的にもバランス的がいいと思いました。 たぶん、うちでは、今後作るとしても半割タイプか、 オーソドックスなスライスしたものをのせるタイプにするかな・・。 あと、桃はもう少し小さめで、完熟より少し若いぐらいのほうがいいのかもしれない。 生のフルーツを相手に作るケーキは、完熟度や、糖度などバラバラだから、 お店の人は、大変だろうなあ、とつくづく思います。 といっても、いちどもお店のものを買わずにこんなこと言ってるので、 「一度くらいプロの味を買って食べてから言え!」ってかんじですよね。 たぶん、お店のを食べたら「はは~、参りました」ってなりそうですが・・・。(笑)
by sugar-and-butter
| 2015-07-13 12:23
| お菓子
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Comments(2)
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by
corotomo at 2015-07-13 17:50
わ~、丸ごと桃!!
これも作られましたか~~ さすが!!美味しそうです! これ、10年以上前に食べて以来、 夏のお楽しみです。 今では沢山のお店が作られてますが、 それぞれ違うので「ここのは??」とあれこれ試したくなるんですよ。 殆ど、生の桃を使われてる中で、 数年前、このようにコンポートされてるお店があったんです。 しかし、次の年には、生の桃に戻ってました。 以前、桃まるごと9個を持ち寄って、 食べ比べしたことがあります。 土台のタルト生地やパイ生地、間に仕込まれてるジャムなど、 凝ったものばかりで・・・ みんなが「やっぱりこれ」と思ったのは、 桃が美味しいものでした。 やっぱり桃が勝負、のスイーツなんですね。 今では、まるごと「ラ・フランス」とか「まるごとメロン」など、 種類が増えてますが、やっぱり桃ですよね?! 桃にさくらんぼ・・・ 確かにそう見えるけど(笑)、可愛い~
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by
sugar-and-butter at 2015-07-13 22:03
corotomo さんへ
10年以上前から「まるごとピーチ研究家」(笑)を実践していらっしゃる corotomo さんに試食していただいたら、即座に詳しいご意見がうかがえるなあ、と思っていました。お店のは、生の桃なんですね。だから、しっかり自立してるのかな。でも、生の桃は、扱いをきちんとしないと、すぐに変色してしまうでしょうから、やはりそこはプロの業なんでしょうね。やっぱりちゃんと研究のためにも、少しはお店のケーキ試食しないといけませんね。 corotomo さんオススメのお店に、今シーズン中に買いにいけるといいのですが・・・。 (きのう、パンスケープは行ってきました!)
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